■プライベート無し
プライベートと仕事のバランスは確実に崩壊しており、契約さえ取れば給料面が良くなるので、プライベートをつぶしてでも働く社風が根付いている。出勤は朝9時前、退勤は夜22時半過ぎ。休みの日でも上司やお客様からの電話が来るため休まる所がない。実質年間休日は60日程度。夏季の長期休暇は長いが全休出来るとは限らない。基本的に有給休暇を取る人間がおらず、ワークライフバランスという言葉からは一番遠いところにある企業であるように感じられる。
■定時帰宅不可能
定時はあるが定時に退社することは不可能。また、固定給にみなし残業代が含められているため、労働時間に応じた残業代が支払われることはない。まとまった金額の固定給はあるが、残業が多いため、時給単位でみれば安く、やはり仕事での成果をあげ歩合を獲得することが自身の年収アップへつながる。完全実力主義であり、年功序列のような勤続年数による昇格はない。成果を出せば短期間で他の社員をごぼう抜きにすることも可能であり、現在在籍している管理職も成果を出してきた社員である。
■休日出勤は当たり前
結果を出していたとしても、休日出勤が当たり前の会社なので、基本的に盆と正月以外は全て出勤するという覚悟で入社した方が良い。休日どこかで遊んだとかプライベートな話をすると、周りの社員から白い目で見られる環境。「休日に子供の運動会に参加した」などでもダメ。嫁の出産に立ち会うことも許されない。病気で休みを取るのも医師の診断書が必要という異常な環境。
■女性の仕事
営業職という仕事柄ストレスが多く、残業や休日出勤も多いので、精神的にタフで体力がある女性でないと続けるのは厳しい。営業の仕事の中には、力仕事も多く、男性社員と同等に除雪やのぼり設営、物件巡回など物件装飾なども営業の仕事となるため、体育会系で、且つ腕力と体力に自身のある女性でなければこなせないだろう。また、残業のない時短勤務や全国転勤のない働き方も選択できるが、家族や子供がいて、営業職で仕事を続けている女性社員は非常に少ない。シングルマザーで子育てしながらバリバリ働いて成績を挙げている女性営業社員もいないことはないが、職場の人を含め、周囲の協力がないと、家庭との両立は難しい。大きい企業なので福利厚生制度はしっかりしており、産休は取れるが、その後に同じ職種で働いていこうと思うと、ほとんどの女性社員は本社や支店の事務職しかできないと思われる。